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共同通信
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海上保安庁は19日、米ジェネラル・アトミクスの大型無人航空機シーガーディアン(MQ―9B)1機の運用を始めた。午後3時15分ごろ、拠点となる青森県の海上自衛隊八戸航空基地を離陸。海洋監視業務を中心に、海難や災害への対応にも従事させる狙いがある。
海保の石井昌平長官は19日の定例記者会見で「高い監視能力に加え現場の状況をリアルタイムで共有できるのが強みだ」と期待を寄せた。
全長11.7m、幅24m。航続時間は最長35時間だが、各種機器を搭載しているため実際に飛行可能なのは24時間以上としている。日本の排他的経済水域(EEZ)を1周して戻ってくる性能がある。