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共同通信
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千葉県市川市発注の学校校舎解体工事の入札情報を業者に漏らしたとして、公競売入札妨害の罪に問われた会社役員押切裕雄被告(52)ら男3人は20日、千葉地裁(丸山哲巳裁判長)の初公判でいずれも起訴内容を認めた。押切被告は村越祐民前市川市長(48)の元私設秘書。
他の2人は、工事を落札した浅沼組千葉営業所の元所長市村光太郎被告(54)と会社役員市村義和被告(62)。
起訴状などによると、押切被告は2020年4月入札の工事の予定価格や参加業者などの情報を、当時市長だった村越氏から入手して義和被告に漏えい。義和被告が光太郎被告に情報を伝えたとしている。