維新・猪瀬氏、脱マスク質問不発

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共同通信

 日本維新の会の猪瀬直樹参院議員が20日の参院予算委員会で、「脱マスク」での質問を試みたものの、末松信介委員長(自民党)に注意され、マスクを着け直す一幕があった。参院は新型コロナ対策の一環で、本会議などでのマスク着用を徹底しており、予算委は一時騒然となった。

 元東京都知事の猪瀬氏は7月の参院選で初当選し、この日が予算委デビュー。冒頭、岸田文雄首相らが答弁する演台前にアクリル板があり、質問席から2m以上離れているとし「マスクを外して話す」と切りだした。

 ただ、末松氏から「着用することになっている」と言われると、脱マスクでの質問を断念し、試みは不発に終わった。