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共同通信
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【ニューヨーク共同】三井不動産は19日、米ニューヨーク中心部マンハッタンで、地上58階建ての超高層オフィスビル「50ハドソンヤード」が完成したと発表した。成長の柱に据える海外の旗艦物件の一つで、総事業費は6千億円超。日系企業がニューヨークで開発したオフィスビルでは過去最大規模としている。
米IT大手メタ(旧フェイスブック)や、資産運用大手ブラックロックが入居予定。景気後退への懸念が強まる中、既にオフィスフロア全体の8割以上で賃貸契約が完了している。三井不の米国子会社の杉本健祥社長は「対面による交流を重視する企業に評価されている」と述べた。