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共同通信
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【ニューヨーク共同】20日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比90.22ドル安の3万0333.59ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)が物価高を抑えるために大幅な利上げを続けることへの懸念から、リスク回避の売り注文が優勢となった。
米長期金利の指標となる10年債利回りが一時4.23%台まで上昇し、約14年4カ月ぶりの高水準を付けたのが投資家心理の重しとなった。朝方には四半期決算の内容が市場予想を上回ったITのIBMなどが買われ、400ドル近く上昇する場面もあった。