ロシア、南部でダム破壊計画

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共同通信

 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、ロシアが一方的に併合を宣言した南部ヘルソン州の戦況を巡り、ドニエプル川に造った発電所のダムにロシアが爆弾を仕掛けたとの情報があると指摘した。欧州連合(EU)首脳会議にオンラインで出席し、演説した。

 ウクライナ軍の反撃を受けるロシア側は逆に、ウクライナ軍によるダム破壊計画があると主張。ゼレンスキー氏はロシアによる自作自演の「偽旗作戦」で、爆破されれば洪水を引き起こし、大規模災害になると訴えた。

 ヘルソン州はロシアが併合を宣言し、戒厳令を導入した4州の一つ。