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共同通信
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「女性は優しい」といった性差への固定観念は何歳から生じるのか―。京都大などのチームが4~7歳の子どもを対象に調べたところ、女児は4歳ごろから「女性は優しい」、男児は7歳ごろから「男性は賢い」と思い込む傾向が確認できたと英科学誌に21日までに発表した。
チームによると、調査対象は4~7歳の男児と女児計565人。「困っている人を助けるのが好き」「物事のやり方をすぐに分かって賢い」などと「優しい人」と「賢い人」について説明した後、トイレで使用されているような男女を表すマークを見せて説明の内容に該当すると思うマークを選ばせた。