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共同通信
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日本ホテル協会は21日、コロナ対策を適切に行っていれば、ホテルでの立食宴会のリスクは低いという検証結果を公表した。理化学研究所のスーパーコンピューター「富岳」で、飛沫感染のリスクを分析。企業などの立食宴会は自粛傾向にあり、協会は宴会シーズンを前に安全性をアピールしている。
今年に入ってからもホテルでの宴会はコロナ禍前の5割程度にしか回復していないという。この日は帝国ホテルに企業関係者らを招き、富岳で得られたデータを基に安全な形の立食宴会の体験会を開いた。
体験会では参加者が密集しないよう歓談用のテーブルを多く配置し、手指の消毒を呼びかける看板も設置した。