知床集中捜索で新たに骨発見か

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共同通信
知床観光船沈没事故の集中捜索に向け、海上保安庁の巡視船に乗り込む北海道警の警察官=21日早朝、北海道網走市

 北海道・知床半島沖の観光船「KAZU 1(カズワン)」沈没事故で、第1管区海上保安本部(小樽)は21日、行方不明者6人の手掛かりを求め半島先端付近で集中捜索を実施し、骨のようなもの3個を発見した。潜水士や道警の機動隊員らを乗せた巡視船2隻が同日朝、網走港を出港。1管の担当者は取材に「少しでも多く見つけたい」と話した。

 半島先端の知床岬付近では8月以降に乗客の骨や乗員の遺体などが相次ぎ発見されている。発生から半年となる23日まで3日間捜索を実施する。21日は1管から約10人、道警から約20人が参加したほか、ヒグマ対策として地元猟友会メンバー2人も同行した。