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共同通信
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JR九州は24日、武雄温泉(佐賀県)―長崎間を結ぶ西九州新幹線の9月23日開業から1カ月間の利用状況を発表した。乗客数は19万8千人で、平均乗車率は33%だった。乗客数は、新型コロナウイルス禍前の2018年同時期の特急に比べ2%の微増となった。
JR九州は乗客目標を掲げていないが、古宮洋二社長は記者会見で「一定の成果があり、順調だ」と話した。九州新幹線(博多―鹿児島中央)の10月の乗客数がコロナ前に比べ約25%減ったのに対し、西九州新幹線は微増となり、開業効果が表れていると評価した。
平均乗車率の内訳は指定席が50%、自由席が23%だった。