避難民に「戻らないで」

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共同通信

 【キーウ共同】ウクライナのベレシチューク副首相は25日、国外にいるウクライナ避難民に対し、エネルギー需給の逼迫が懸念される冬場に帰国しないよう訴えた。ロシアがインフラを狙った攻撃を強めていることを念頭に「あなた自身や子ども、病弱な親族を危険にさらすことになる。国外で冬を過ごして」と述べた。地元メディアが伝えた。

 ウクライナのハルシチェンコ・エネルギー相は、エネルギー施設の3割以上がロシアから攻撃を受けたと説明している。政府は各地で計画停電を実施、市民や企業に節電を呼びかけている。