Published by
共同通信
共同通信
2021年夏の甲子園に出場した私立東明館高校(佐賀県基山町)で、野球部監督を務める30代の男性教諭が、部員に常習的な暴言などパワハラをしたとして、学校法人が停職7日の懲戒処分にしたことが26日、高校への取材で分かった。処分は17日付。
高校によると、暴言のほか、威圧的な立ち振る舞いもあり、部員がけがを報告しにくい雰囲気があった。一連の行為が原因で数人の部員が辞めたという。監督は19年8月に就任した。野球部は現在、代理の監督の下で活動している。
高校は県高野連を通じて日本高野連に報告した。高校は「管理体制の不備を重く受け止めている」としている。