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共同通信
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【北京共同】中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会が26日、北京で始まったもようだ。会期は30日まで。香港メディアによると、共産党序列2位として最高指導部入りしたばかりの上海市トップの李強・市党委員会書記が、首相就任の前段階として副首相に任命される可能性がある。
李強氏は来年3月の全人代で李克強首相に代わり首相に就くことがほぼ確実。中国では副首相を経験してから首相に就任するのが慣例となっている。昨年の法改正により、2カ月に1回程度開かれる全人代常務委で副首相を任免できるようになった。香港メディアは、李強氏に経験を積ませ「不備を補う」との見方を伝えた。