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共同通信
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【ワシントン共同】米国防総省のライダー報道官は25日、ロシアが核戦力運用部隊の年次演習実施を米側に通知したと明らかにした。米CBSテレビによると演習は既に開始。ロシア核部隊の年次演習は2月のウクライナ侵攻後初めて。プーチン大統領が「自らの土地をあらゆる手段で守る」と宣言し、ウクライナ東部・南部4州への攻撃に核兵器で対応する可能性を示唆する中、ウクライナや米欧で警戒が強まっている。
CBSによると、26日から核搭載可能なミサイル発射などの訓練を予定。バイデン米大統領は25日、「戦術核兵器を使用すれば信じられないほど重大な間違いを犯すことになる」と警告した。