東証、午前終値は2万7379円

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共同通信

 27日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は、前日終値を挟んで一進一退の展開となった。米大手IT企業の決算が市場予想を下回り、前日の米国株の一角が下落した流れを受けた一方、電機や半導体関連銘柄には買いが入った。

 午前終値は前日終値比52円44銭安の2万7379円40銭。東証株価指数(TOPIX)は9.90ポイント安の1908.31。

 26日の米ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅続伸したものの、ハイテク株主体のナスダック総合指数は4営業日ぶりに反落。グーグルの親会社アルファベットやマイクロソフトの決算が振るわず、景気後退が意識された。