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共同通信
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厚生労働省は27日、日本に在留するウクライナ避難民約2千人のうち、19日時点で221人が就職したと明らかにした。全体の1割超に上り、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化が浮き彫りになった。今後さらに求職者が増える可能性を踏まえ、厚労省は就労意欲のある避難民の就職支援を強化する方針だ。
221人のうち、ハローワークを通じて就職した人は67人。ハローワークでの就職相談は566件に上った。6月1日時点での就職者数は16人、相談件数は68件だった。
日本に避難してきたウクライナ人は1946人。在留資格を「特定活動」に切り替えた人は1749人いる。