宗教2世救済の法整備を

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共同通信

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)や別の宗教団体の2世らが、虐待や権利侵害救済に向けた法整備を求める要望書を岸田文雄首相に提出すると27日、明らかにした。厚生労働省など関係省庁や各党にも提出する。都内での記者会見で元2世信者の女性は「首相には被害者の声を聞くと答弁いただいた。子どもの宗教被害も聞いてほしい」と訴えた。

 要望書は両親が教団の信者である小川さゆりさんと高橋みゆきさん、教団とは別宗教の2世の団作さん=いずれも仮名=の連名。教義を理由とした2世への虐待や信仰の強制などの権利侵害は、旧統一教会に限ったものではないと指摘した。