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共同通信
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【ロンドン共同】欧州中央銀行(ECB)は27日の理事会で、主要政策金利を前回と同様に0.75%引き上げ、年2.0%にすると決めた。2009年以来約13年ぶりの高い水準に達する。大幅利上げは3会合連続。ロシアによるウクライナ侵攻の長期化で景気後退の懸念が強まる中でも続いている物価高の抑制を優先させる。
日銀は27~28日に金融政策決定会合を開き、大規模金融緩和の維持を決める見通し。インフレ対応で利上げを続ける欧米の中央銀行と方針の違いが改めて浮き彫りになり、外国為替市場の円相場にも影響しそうだ。