Published by
共同通信
共同通信
【ワシントン共同】バイデン米政権は27日、核戦略指針「核体制の見直し(NPR)」を公表した。ウクライナに侵攻したロシアのプーチン大統領が核兵器使用をちらつかせ、世界の安全保障環境が厳しさを増す中、核抑止力は「米国の最優先事項」だとした。中国、北朝鮮の脅威にも対処するため、日本や韓国など同盟国への「核の傘」を強化するとした。
政権は、核使用を敵の核攻撃阻止や反撃に限る「唯一の目的」宣言を一時検討。核の先制不使用に準じる政策で「核兵器なき世界」に近づくとの見方があったが、抑止力を損なう危険があるとして正式に断念した。
No related posts.
No related posts.