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共同通信
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総務省消防庁は28日、火災による2021年の死者は1417人で、前年から91人増えたと発表した。消防庁は「新型コロナウイルス感染拡大の影響で在宅している時間が多く、住宅火災が増えたことが要因」としている。
死者のうち、住宅火災で亡くなったのは67人増の966人(放火による死者を除く)。このうち65歳以上の高齢者が7割超を占めた。
火災の総件数は531件増の3万5222件。内訳は、住宅を含む建物火災が184件増の1万9549件で最も多く、次いで車両火災3512件、林野火災1227件など。
出火原因は、たばこがトップで3042件。たき火、こんろが続いた。