期限切れの検査キットは使える?
延長されているか、確認を
新型コロナウイルスの簡易検査キットを、自宅に保管している人もいるだろう。バイデン政権は先月、16個を上限に無料で注文できるプログラムを停止。ゴッサミスト(27日付)は、有効期限が切れたキットの利用方法や今後も無料でキットを入手するための手立てなどを紹介している。
昨年の冬から保管している検査キットに書かれた有効期限が既に過ぎていた場合、どうすべきか。不安になり、すぐに捨てたくなる気持ちを少しばかり抑えてほしい。米食品医薬品局(FDA)が承認した検査キットを製造する企業の多くは、キットの機能性や有効性に関するデータを収集。得られた結果を踏まえ、期限を延長しているからだ。
お手持ちのキットのブランドを確認した上で、有効期限が延長されているかどうかを調べるためのサイトはこちら。https://www.fda.gov/medical-devices/coronavirus-covid-19-and-medical-devices/home-otc-covid-19-diagnostic-tests#list
一方、検査を無料で受ける方法は現在もあるのだろうか。医療保険に加入している人は、保険を活用することで検査キットを無料で入手できる。保険会社は、自宅での検査費用を払い戻すか、その保険ネットワーク内の薬局で検査を受けられるようにする必要があるとされる。ウォルグリーンやCVSで情報を入力すれば、無料キットの請求が可能だ。保険に入っていない場合も、心配は無用。ニューヨーク市は、各図書館などで引き続き検査キットを無料で配っている。
→ 最新のニュース一覧はこちら←