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共同通信
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【ワシントン共同】米商務省が28日発表した9月の個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月より6.2%上がり、伸び率は前月と同じだった。ただ、変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は5.1%上がり、上昇率は3月(5.4%)以来、半年ぶりの大きさとなり、物価の高止まりを示した。
PCE物価指数は米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)が重視しており、目標の2%を引き続き大きく上回った。FRBは物価高を抑えるため、11月1、2両日の次回連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%の大幅利上げを4会合連続で決める可能性が高い。