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共同通信
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【ニューヨーク共同】米巨大IT5社の2022年7~9月期決算が27日、出そろった。アップルは前年同期比で増益を確保したが、グーグルの親会社アルファベットとマイクロソフト(MS)、メタ(旧フェイスブック)、アマゾン・コムの4社が減益となり、景気減速による逆風が鮮明となった。外国為替市場のドル高も収益を押し下げており、先行きも厳しい。
景気に敏感なインターネット広告が特に大きな影響を受けた。企業が広告を出すのを減らしており、アルファベットは純利益が27%減の139億1千万ドル(約2兆円)となった。動画投稿サイトのユーチューブの広告収入は2%減った。