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共同通信
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被爆者やその家族ら計50人以上が合祀されている東京都八王子市の「原爆被害者の墓」で30日、しのぶ集いがあり、被爆者や遺族ら36人が参列した。ロシアのウクライナ侵攻で核脅威が高まる中「二度と核兵器を使わせてはならない」と平和を祈った。
東京都在住の被爆者らの団体「東友会」の家島昌志代表理事(80)が冒頭「中には全く身寄りがないという方もいる。ここで弔いができるのは被爆者にとって心強いことだ」とあいさつ。参列者は花を手向け、手を合わせた。
墓は東友会の有志が2005年に建立した。例年この時期に集いを開いている。