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共同通信
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ソウルの繁華街で起きた雑踏事故で、死亡した日本人2人のうちの1人とみられる冨川芽生さん(26)の父で北海道根室市議の歩さん(60)が31日早朝、自宅前で報道陣の取材に応じ、涙ながらに「早く会いたい」と思いを語った。現地に向かうためにはパスポートの給付を早急に受ける必要があり、手続きのために札幌市に向かった。
歩さんによると、冨川さんは以前から「日本と韓国に関係する、そういう仕事をやってみたい」と夢を語っていた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で先送りとなっていたが、今年6月からソウルに語学留学。さまざまな国の友人ができて楽しそうな様子だった。