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共同通信
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交流サイト(SNS)を使って昨年8月、夫の殺害を依頼したとして、殺人未遂罪に問われた住所不定、無職滝田深雪被告(45)の裁判員裁判で、東京地裁は31日、懲役10年(求刑懲役11年)の判決を言い渡した。
判決によると、昨年8月7日午前2時半過ぎ、実行役の男(23)=殺人未遂罪で懲役8年が確定=らと共謀し、自宅で就寝中にサバイバルナイフで殺害しようとして1カ月のけがを負わせた。被告は無罪を主張していた。
坂田威一郎裁判長は、匿名性の高いSNS「テレグラム」を通じて「夫を殺してほしい。報酬は50万円」との依頼を受けたとする男の証言を重視。共謀を認定した。