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共同通信
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【キーウ共同】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は10月31日の声明で、放射性物質をまき散らす「汚い爆弾」の製造に関与しているとロシアが主張するウクライナの施設2カ所で、検証活動を開始したことを明らかにした。週内にも初期の検証結果を発表するとしている。
未申告の核活動や汚い爆弾の製造に関係する物質があるかどうかなどを調べる。ロシア側の主張を受け、ウクライナ政府が汚い爆弾の製造を否定するため、IAEAに専門家の派遣を要請していた。2カ所のうち1カ所については、1カ月ほど前に既に調査し、こうした事実は確認されなかったという。