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共同通信
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岸田文雄首相は3日、連日続く北朝鮮の弾道ミサイル発射について「暴挙であり、決して許されるものではない」と強く非難した。官邸で記者団に語った。政府は北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に厳重に抗議。発射された1発が大陸間弾道ミサイル(ICBM)である可能性を重く見て、米国や韓国と緊密に連携して対応する構えだ。
首相はミサイル発射の一報を受け、国民への迅速な情報提供、航空機や船舶の安全確認、不測の事態に備えた態勢確保の3点を指示した。直後にミサイルの上空通過情報を踏まえ、通過したと判断される地域で落下物や被害がないか速やかに確認するよう指示した。