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共同通信
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韓国・ソウルの繁華街で起きた雑踏事故で亡くなった埼玉県出身の日本人留学生小槌杏さん(18)の遺体が3日夕、日本に到着した。遺体の確認などのため、10月31日から韓国入りしていた家族も3日昼に帰国した。
遺体を乗せた航空機は、午後4時過ぎに成田空港に着いた。機内から遺体を乗せたコンテナが運び出されると、スタッフ約10人が一礼したり手を合わせたりしていた。同日中に自宅に搬送される。
小槌さんの遺族は2日、「素直で優しく、ちょっぴりマイペースな娘は私たちの宝物。その宝物が目の前から消えてしまった現実を今はまだ受け止めきれない」とのコメントを出した。