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共同通信
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【ロンドン共同】英中央銀行イングランド銀行(BOE)は3日、主要政策金利を年2.25%から年3.0%に引き上げたと発表した。利上げは8会合連続。約40年ぶりの物価高を抑制するため上げ幅を通常の3倍に当たる0.75%に拡大した。通常の金融政策では1989年以来、33年ぶりの上げ幅となり、政策金利は2008年以来、14年ぶりの高水準に達した。
2日まで開いた金融政策委員会で決定した。投票権を持つ9人のうち7人が0.75%の利上げを支持した。
英国の9月の消費者物価指数は前年同月比で10.1%上がった。