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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領は8日に迫った中間選挙で、与党民主党の支持者が多い西部の地盤州で遊説をする一方、激戦州は素通りし、「選挙の顔」を担う現職大統領として頼りなさが目立っている。記録的なインフレで支持率が落ち込み、応援はかえって民主党候補の足を引っ張りかねないとの懸念があるようだ。
野党共和党は選挙戦の終盤で勢いを増しており、下院を奪還するとみられている。
議会専門紙「ヒル」は自身が姿を見せても、応援する候補の助けになるより、政権批判を集めて水を差しかねないという現実をバイデン氏が受け入れていると指摘した。