大阪公立大予定地で不発弾処理

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共同通信

 大阪市城東区の大阪公立大森之宮キャンパスの建設予定地で9月に見つかった不発弾(米国製1トン爆弾)について、陸上自衛隊は6日、信管を除去する処理を行った上で、京都市の桂駐屯地に搬出した。午前10時ごろに始まった除去作業は約40分で完了。陸自の責任者は報道陣に「保存状態が良かったため、作業はスムーズに進んだ」と話した。

 大阪市によると、周辺の半径約300メートルを立ち入り禁止区域とし、約3750人が一時避難の対象となった。

 21年秋から実施の磁気探査で不発弾らしき反応があり、市が確認を依頼。22年9月に長さ1.8メートル、直径60センチの不発弾が見つかった。