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共同通信
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【ソウル共同】日本人を含む156人が死亡したソウルの繁華街・梨泰院の雑踏事故で、消防が発生直後に現場の混乱を収拾するため、多数の警察官を急行させるよう再三要請したのに、警察側が対応を怠っていたことが6日分かった。複数の韓国メディアが報じた。警備の警察官が増員されたのは多数の死傷者が出てから1時間以上経過した後で、警察のずさんな対応にあらためて批判が強まりそうだ。
尹錫悦政権は管轄の警察署などの強制捜査に乗り出し事態の収拾を急いでいる。ただ行政安全相らの失言も国民の反発を招いており、野党は7日以降の国会で責任を追及する方針。