チェス大会で全国5位 BKLYNの高校チーム

 ブルックリン区ミッドウッドのエドワード・R・マロー高校のチェスチームが12日、オハイオ州コロンバスで行われた「2015年全国高校チェス大会」で健闘し、5位に食い込んだ。
 同校は国内の38州から参加した439チームの中で5位の成績を収め、ニューヨーク州から参加した全52チームの中で最上位となった。
 1400人が参加した個人戦では、同校11年生のジェームズ・ブラックさん(16)が、自己最高となる11位の成績を収めた。ブラックさんは大会を振り返り、「各メンバーがしっかり勝ち抜いた素晴らしいトーナメントだった。ニューヨーク州ではトップになれたのでとてもうれしい」と話している。同大会の優勝はカリフォルニア州クパティーノのモンタビスタ高校だった。
 エドワード・R・マロー高校は芸術系の学校で、レベルの高い演劇プログラムがあることで知られている。同校の生徒たちは音楽、ダンス、コミュニケーション技術、一般芸術のいずれかを専攻しており、全校生徒はおよそ4000人。同校の名前となっているエドワード・R・マローはジャーナリストであり、ニュースキャスターの草分けでもあった人物として広く知られている。