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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナ南部オデッサ市は8日までに、「オデッサの創設者」とされるロシアの女帝エカテリーナ2世(1729~96年)の像の撤去を巡る住民投票をし、過半数が賛成したと発表した。ウクライナでは、2月のロシアによる侵攻後、ロシアに関連した銅像や地名などを排除する動きが進んでいる。
オデッサ市では、像の撤去を問う電子投票を9月20日から1カ月間実施。市によると、全7796票のうち「完全撤去」は3914票で過半数を占めた。一方で「像は残し、エカテリーナ2世の歴史的な説明を添える」が2816票、「像をそのまま残す」が650票だった。