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共同通信
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自民党の寺田稔総務相は8日の衆院政治倫理・公選法改正特別委員会で、自身が関係する政治団体が政治資金の支払いを巡り「寺田稔」宛ての領収書を受け取っていた問題で「誰が書いたのか確認する」と述べた。週刊文春のニュースサイトが同日、宛名の筆跡が11枚にわたって酷似しており、寺田氏側が偽造した疑いがあると報じた。
自身の責任については「チェックする立場にない」と語った。共産党の塩川鉄也氏への答弁。寺田氏が関係する政治団体は「寺田稔竹原後援会」(広島県竹原市)で、3年前に死亡した故人を会計責任者とする政治資金収支報告書を提出していたことが発覚した。