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共同通信
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東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、広告大手ADKHDと大会マスコットのぬいぐるみを販売した「サン・アロー」から賄賂を受領したとして、東京地検特捜部は勾留期限の9日に、受託収賄罪で大会組織委員会の元理事高橋治之容疑者(78)を追起訴する方針であることが8日、関係者への取材で分かった。計5ルートでの立件で、起訴は4回目となる。
贈賄罪でADKHD前社長植野伸一容疑者(68)らも起訴する方針。
2社からの資金の受け皿となった休眠状態のコンサルタント会社(解散)で代表を務めていた男性や、サン・アロー幹部らについても在宅で捜査しており、立件を検討している。