Published by
共同通信
共同通信
【ワシントン共同】バイデン米大統領は9日、ホワイトハウスで記者会見し、与党民主党が事前予想を覆して善戦している中間選挙の結果について「有権者は民主主義を守りたいと明確にメッセージを出した」と指摘した。赤をシンボルカラーとする野党共和党による「レッドウエーブ(赤い波)は起きなかった」と強調した。
下院選では共和党による4年ぶりの多数派奪還が有力視されるが、民主党も粘りを見せている。明るい表情で会見に臨んだバイデン氏は「民主主義にとって良い一日だった」と振り返り、「民主党による多数派維持の可能性はまだあるが、流動的だ」と述べた。