戦後初、松山市長選は無投票

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共同通信
野志克仁氏

 任期満了に伴う松山市長選が13日告示され、無所属現職の野志克仁氏(55)=公明、国民推薦=以外に立候補の届け出がなく、無投票で4選が決まった。松山市長選の無投票は戦後初めて。

 野志氏は松山市出身。地元放送局のアナウンサーを経て2010年に初当選した。今年10月に「長引く新型コロナウイルス禍や物価高騰に苦しむ市民がいる中で、市政を投げ出すわけにはいかない」と立候補を表明。道後温泉などの観光資源を生かしたインバウンド(訪日客)の誘客強化を公約に掲げた。