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共同通信
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【ヌサドゥア共同】岸田文雄首相は16日、20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の首脳宣言で参加国の大半がウクライナの戦争を強く非難したと明記されたことに関し「来年の広島での先進7カ国首脳会議(G7サミット)へもつながる大きな一歩だと高く評価している」と述べた。訪問先のインドネシアで記者団の質問に答えた。
首相はG20として、核兵器の威嚇や使用は受け入れられないとの表現を首脳宣言に盛り込むべきだと日本が働きかけて盛り込まれたと説明。戦争被爆地である広島でのサミット開催に向け「核問題が重要課題だと考えている。議長国として議論をリードしていきたい」と語った。