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共同通信
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2019年に起きた東京・池袋の乗用車暴走事故で妻と娘を亡くした松永拓也さん(36)をツイッターで中傷したなどとして、侮辱罪などに問われた愛知県扶桑町の無職油利潤一被告(23)の初公判が16日、東京地裁(安永健次裁判官)で開かれた。被告は「間違いありません」と述べたが、弁護側は投稿の事実を認めた上で「侮辱する意図はなかった」とした。
冒頭陳述で検察側は、被告が投稿後、知人に対して「(松永さんに)変なクソリプ送った」とのメッセージを送信したと指摘。弁護側は「投稿は別の事故の遺族に向けたものだ」と主張した。