セックス騒音に133件の苦情 ベイリッジのカップルが最多

ニューヨーク市の行政総合窓口311にもっとも多く寄せられたセックス騒音の苦情は、ブルックリン区のアパートに住むカップルに対するものだったと米各メディアが伝えた。
 311は今年1月1日〜2月12日までの間に、133件のセックス騒音についての苦情を受けているが、もっとも多かったのはブルックリン区の42件で、クイーンズ区37件、ブロンクス区31件、マンハッタン区の23件がこれに続く。スタテン島は0件だった。
 過去1年間で苦情がもっとも多かったのはブルックリン区ベイリッジ、リッジ・ブルバード7201番地の6階建てのアパートに住むカップルに対するもので、昨年10月〜12月の間に6件の苦情が記録されているという。同アパートは公立図書館と小学校の間に建つ。
 去年の11月14日午前4時40分に提出された苦情によると、カップルは窓を開けたままビル中に響き渡る大声をあげて性行為をしており、「窓を閉めろ」と怒鳴った近隣の女性もいた。311が受けた苦情については警察に連絡が行き、対応可能な警官がいれば捜査を行うが、記録によると警官が駆け付けた際に騒音は確認されなかったという。
 311は毎月数万件の騒音についての苦情を受けるが、そのほとんどは音楽や機械による騒音だという。

photo: niekverlaan