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共同通信
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【ニューヨーク共同】国連総会は17日、安全保障理事会の在り方を討議する全体会合を開催した。コロシ総会議長は国際社会の課題に対して「安保理は責務を十分に果たせていない」と指摘し、加盟国からも理事国の拡大や拒否権の制限といった改革を求める声が相次いだ。
安保理は今年に入ってロシアのウクライナ侵攻や北朝鮮の弾道ミサイル発射に一致した対応を取れておらず、コロシ氏は安保理改革を実行しなければ「国連の信用に関わる」と強調した。
日本、ドイツ、インド、ブラジルを代表し、インドのカンボジ国連大使は「安保理が地政学的な状況を反映していない」として理事国拡大を要請した。