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共同通信
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【北京共同】北京市当局は19日までに、新型コロナの感染拡大を防ぐため市民に外出自粛を呼びかけ、一部地域で店内飲食を禁じるなど規制を強めた。中国全土では4月以来の勢いとなる流行が続いており、習近平指導部は政治の中枢である首都で感染拡大が加速しないよう、警戒レベルを高めている。
中国政府は19日、中国本土で18日に新たに確認された新型コロナ感染者が2万3千人余りだったと発表。そのうち北京市は約500人だった。
日本を含む各国大使館が集まる朝陽区の当局は、区を離れないよう市民に要請。感染者が見つかった商業施設は閉鎖され、多くの飲食店が休業に追い込まれている。