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共同通信
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【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは19日、イランで開発された無人機(ドローン)をロシア国内で生産することで両国が合意したと伝えた。今月上旬にイランで開かれた会合で秘密裏に合意をまとめ、数カ月以内に数百機の生産を開始できるよう主要部品などの移送に向けて動いているという。ロシアはウクライナへの攻撃でイラン製無人機を多用している。
米安全保障当局者らの話として伝えた。ロシアは自国で無人機を生産して備蓄を増やし、精密誘導弾の不足を補えるようになる。ロシアとイランの安保協力強化を示す動きで、生産に至れば戦局にも影響しそうだ。国際社会の反発も予想される。