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共同通信
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青森県は20日、横浜町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザ感染が疑われる事例があり、遺伝子検査の結果、陽性が確認されたと発表した。県によると、養鶏場で飼育する約13万羽の殺処分を開始し、25日ごろに処分や埋却を終える予定。東北の養鶏場での感染確認は今季初という。
県は感染拡大防止のため、半径3キロ圏内の5農場で飼育される約70万羽に移動制限、半径3~10キロ圏内の4農場で飼育される約37万羽に搬出制限を設けた。国は今後、ウイルスが高病原性かどうかを判定する。
県によると、19日午後3時半ごろ、養鶏場から死んでいる鶏が増えたと連絡があった。