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共同通信
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任期満了に伴う福岡市長選は20日投開票の結果、無所属現職の高島宗一郎氏(48)が、元立憲民主党市議の田中慎介氏(44)=立民、国民、社民推薦、会社員の熊丸英治氏(53)の2新人を破り4選が確実になった。
選挙戦で高島氏は、市中心部の再開発促進事業「天神ビッグバン」の実績をアピール。税収が増え、子育て施策や高齢者福祉の財源になると強調した。自民、公明両党の市議が支援するなど幅広い支持を集めて選挙戦を優位に進めた。
共産党市議らでつくる市民団体が支援した田中氏は、現市政を「市民の暮らしに目を向けてこなかった」と批判したが及ばなかった。熊丸氏は広がりを欠いた。