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共同通信
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任期満了に伴う愛媛県知事選は20日投開票の結果、自民、立憲民主、公明、社民各党の県組織から支援を受けた無所属現職中村時広氏(62)=国民推薦=が、共産党新人の党県委員長林紀子氏(60)を破って4選を果たすことが確実となった。
中村氏は西日本豪雨からの復興を進めた実績をアピール。デジタル技術の活用で県内企業の生産性向上を支援し、地域経済を活性化させると訴えた。各種業界団体からも推薦を得て、選挙戦を優位に進めた。
林氏は「県民の悲鳴が日々高まっている」と県政の転換を主張。医療や介護、子育て支援の強化を掲げ、党派を超えた支持獲得を目指したが及ばなかった。