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共同通信
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【アルホル共同】中東初のサッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会の20日の開幕戦会場には、サウジアラビアの国政を取り仕切るムハンマド皇太子ら近隣国首脳が姿を見せた。トルコメディアによると、外交対立が続いてきたトルコのエルドアン大統領と、エジプトのシシ大統領が握手する場面もあった。
ヨルダンのアブドラ国王やパレスチナ自治政府のアッバス議長、国連のグテレス事務総長らも会場を訪れた。欧米の人権団体などがカタールの人権問題への批判を強める中、欧米の主要国首脳の姿はなかった。
カタールのタミム首長は開幕前のセレモニーで「全ての人を歓迎する」と演説した。