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共同通信
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米国のエマニュエル駐日大使は21日、日本外国特派員協会(東京)で記者会見し、今月の米中間選挙が平和裏に行われ「米国(の民主主義)に対する信頼が再び築かれた」と強調した。バイデン政権下で「米国は安定し、政治や経済、同盟関係はより強化された」と述べた。
一方、ロシアのウクライナ侵攻や中国の攻撃的な「戦狼外交」は、自国だけでなく周辺地域の政治や経済に打撃を与えていると批判した。
エマニュエル氏は、2021年1月の米議会議事堂襲撃事件で「民主主義は揺らいだ」と振り返りつつ、約2年間での政治的安定の回復を強調した。